SRX500ccはハヤシカスタムのオリジナルチューニングエンジンです。
エンジン基本特性であるボア×ストローク比率を1:1にこだわった結果、パンチとメリハリのある面白いエンジンに
仕上がりました。
400ccよりもトルクがあり、600ccより高回転まで回る仕様なので、両方のおいしいところが楽しめます。
600ccと同等のパワー出力に対する耐久性でも、クランクに600cc用パーツを使用しているのでバッチリです。
自信作のストリート用オリジナルハイカムを組み込むことで、常用する中回転からの伸びが更に面白くなりました。
SRXをよく知るハヤシカスタムだからこそ出来るチューニングエンジンです。
hcスペシャルシリンダー(ボーリング、スリーブ入れ替え)(※生産終了) | |
hcスペシャルクランク(※生産終了) | |
ヤマハ純正パーツ類(ガスケット他) | |
エンジンOH・部品交換 | |
エンジン脱着 | |
●hcオリジナルハイカムシャフトを組み込むことも出来ます。 ●エンジンOIL交換が別途必要です。 ●キャブレターセッティングが別途必要です。 |
SRX600の方には635cc化がお奨めです!!
SRX600をハイチューンすると680ccまでスープアップできるのですが、
その分、エンジンの耐久性は極端に落ちてしまいます。
635cc仕様は、ノーマルの608ccより圧縮比が上がるピストンに交換するため、
ほどよいパンチ力と耐久性を確保できる仕様です。
ストリート用オリジナルハイカムを組み込めば、さらにパワーアップ!
hcオリジナルピストン | |
シリンダーボーリング | |
ヤマハ純正パーツ類(ガスケット他) | |
エンジン部品交換 | |
●hcオリジナルハイカムシャフトを組み込むことも出来ます。 ●エンジンOIL交換が別途必要です。 |
サンドブラスト加工 |
クランクケース、ケースカバー(両サイド)、ヘッド、シリンダー |
※オイルシール、Oリング、ネジ類 等の部品が別途必要 |
ベアリング脱着、マスキング、洗浄 |
※サンドブラストは単体加工の場合も取り扱っております。 |
プロロング(オイル添加剤) |
200cc |
ピストンコーティング |
ピストン1個 |
![]() ストリートハイカムシャフト |
カムシャフトの材料と表面処理 |
ノーマルカムシャフトの材料は通常特殊鋳鉄が使用されています。 今までシングルレースでいろいろなカムシャフトを使用してきましたが、ほとんどがノーマルカム材の加工品か、ノーマルカムを溶接肉盛して加工する(通称モリカム)カムシャフトでした。 ハヤシカスタムオリジナルカムシャフトは、クロムモリブデン鋼4種SCM440を削り出し、 レーシングカムシャフトの表面処理では、タフトライド処理というのが有名です。 イオン窒化処理とは少量生産品向きで、単価は高くなるのですが、タフトライド処理と同じで、 このように、最高の材料・最高な加工技術・最高な表面処理を施した自信作のカムシャフトです。 |
製作の経緯 |
シングルレースに参戦していた時の話です。当時のレースではメガサイクル製やホワイトブロス製のリフト量の多い高速型のカムシャフトでないと、レースでは上位を走れませんでした。 SRXの排気量を660ccまで増やし、圧縮比11.5まで上げて8,500rpmまで回していました。 しかし耐久性は非常に悪く、2レースでクランクシャフトは振れだし、強化バルブスプリングを使用しているので、常にカムとロッカーアームの点検をして、ロッカーアームに少しでもキズがあると交換をしていました。 レース仕様ではそれで問題はないのですが、ストリート仕様でこの耐久性では大問題です。 |
参考データ | |
パワーチェックの後輪出力データです。
パワーバンドはというと
8,500rpmまでしか回さなかったのですが、データでも5,000rpmからの伸びはかなり良いものがあります。乗っていて楽しい仕様になる事がデータでも証明されました。 現在、試乗車ではすでに対策済みです。 |
![]() タンデムステップキット スリップオンマフラー単体での販売はしておりません。 |
マフラー導入後10,000km以上走行した方は、マフラーのグラスウール交換をお勧めします。 |
グラスウール交換 |
マフラー脱着 |
![]() Φ31・Φ33 お勧めです。 |
![]() Φ28〜Φ39 |
![]() |
![]() |
ヨシムラ テンプメーター |
メーターセンサー |
ケースカバーガスケット |
HCオリジナルメーターステー(※生産終了) |
※メーターとメーターセンサー持ち込みするか否かで工賃が変わる場合があります。
◆HCオリジナル ヨシムラテンプメーターセットを取り付けるメリットオイルの温度管理に最適 |
従来の製品では、エンジンオイルのドレンボルトの所からセンサーを取り出しているため、 毎回オイル交換時にセンサーを取り外さなければなりません。 HCオリジナルセットはオイルラインにセンサーを取り付けるので、オイル交換のたびにセンサーを取り外す必要がありません。取り付け位置も正確な温度管理に適した箇所を考慮しています。 HCオリジナルステーでメーターを見やすい位置に取り付ける事が出来ます。 |
こんな事がありました! |
サーキット走行会での事です。走行時に、突然油温が140℃〜150℃に上がりだし、「これは変だ!」と、走行中止しました。 後日調べたところ、エンジンのオイルストーナー(エンジンの底のあたりにある、オイルを吸い上げる部品)に異物が多数付いてました。これがオイルラインを塞いで油温が急上昇したのです。 このテンプメーターで温度を確認できていなかったら、エンジンは壊れていたでしょう。未然に防げたのは、このセットのおかげでした。 |